2012年07月02日
国産希少材 『水目桜 』 段取り

今日はブラックチェリー(アメリカ桜)の学習机を
製作中の合間に日本の(国産材)水目桜を加工しました。
水目桜は3年半位前に熊本県南阿蘇木材市場から、
たまたま、山から出てきた原木を製材し自然乾燥の後に
人工乾燥を終えて、ようやく使える様になりました。
水目桜は人が寄り付かない様な山深い所に
自生していて、車で走っていても見かける事はありません。
当然、山から水目桜が出てくる事が珍しく3年前の時点でも市場の人によると、
かなり久しぶり山から出てきた。次はいつ山から出てくるか分からないとの事でした。
余り出回っていない希少性ある木材の一つです。

水目桜て余り聞き慣れないけど、どんな表情をしているの?と言うと
すっごい白くてメープルの様な繊細な木地をしている綺麗な木なんです。
ただ、原木の芯に近い場所は色が付いていて白い部分だけ使うとなると、
極少量しか取れないので歩留まりは余り良くありません。
※(更に希少性は上がるけど・・・)
現在、HPに一枚板の掲載を頑張っているですが、
その中のコーナーにブックマッチや希少木材も載せたいので
頑張って天板作っています。
ちなみに水目桜は日本の洋材と呼ばれる事だけあって、
近代住宅との相性も良い感じ。
国産材がいいけど、洋材の様な綺麗さが欲しい。
メープル、バーチ以外で白い木材が欲しい。
そんな方にお勧めの素材です。
さて、明日はアメリカの桜、ブラックチェリーの学習机が完成します!
※希少天然木、水目桜の家具の


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