2016年05月19日
豪邸!ウォールナット材で製作したフクロウハウス完成!

随分、製作に時間が掛かりましたが
格子内の照明を残して完成したウォールナット材を贅沢に使った
2羽のフクロウハウスが完成しました。 サイズはw880×D450×H1470mmです。
塗装は水洗い出来る事としてオールマットウレタン仕上げです。
何度も工房の方に足を運んで頂きお客様と打ち合わせを何度も重ねて出来たキャビネットです。

今回、初めての試みとしてウォールナットの木枠とアイアン格子の組み合わせた扉を採用し
最近流行のアイアンとの組み合わせた扉にて製作しました。
取っ手はお客様がお持ち頂いたアンティーク金具の取っ手を取り付け
オリジナル感があり凄く良い感じの格子扉に仕上がりました。

扉のロックを外し扉を開けるとこんな感じです。
格子扉の下に65mmの前倒れする前板を作っています。
これはフクロウ君の糞を定期的に(新聞紙)を交換する為に
上部の扉を開けずに交換出来る様に作った小扉です。

格子扉の蝶番はドイツから輸入した日本で初めてだと言う隠し蝶番を採用しました。
一つ1万近くしますが、日本で初めて使う条件で特別価格で提供頂きました。
立て付け調整機能付きの蝶番は必ず表面に凸の部分が出来てしまい、
その凸で羽を怪我してしまう恐れがある為にオーナー様の要望で取り付けました。
凄い蝶番です・・・。 ドイツ恐るべし
キャビネット内は止まり木や水置きはホゾを掘ったり強力な磁石イリジウム?を
使い衛生面で水洗い出来る様に全て脱着式にしております。
※(通常仕上げの植物オイル仕上げは水洗い出来ませんので気を付けてください。)

ちなみに二つの空間は真ん中の仕切りを取ると一つの空間に出来ます。
現在、野生のフクロウ君と人工ふ化のフクロウ君が一緒に暮らしてありますが
仲が悪いとの事でとりあえず仕切りを取り付けてますが、
将来一つの空間で過ごす事が出来ます。
止まり木の上に乗せてる黒い物は人工芝(ブラック)をウォールナットの止まり木に
貼りつけました。 これは長時間、フクロウ君が同じ場所にとまっていても
足が疲れない配慮です。 人工芝は通常(緑色)しか販売されてないみたいですが
お客様が色んなショップに足を運んで見つけてくれた一品です。
ウォールナットと凄く相性がいいですね。(^^

照明配線ダクトも製作しました。
これは内部、外部から照明の配線を目立たなくする処理です。
キャビネット後方角に三角形の筒を作り配線を下段の扉内で照明タイマーを
取り付ける予定があるとの事で取り付けました。
これでキャビネットを4面から鑑賞した際でも配線が見えずインテリア性を損なう事もありません。

最後に下段のキャビネットです。
脚は流行のアイアンマットブラックを採用しお掃除ロボットが通るサイズで
製作しております。キャビネット内の稼働棚は突き板で行く予定でしたが、
見えない場所でも本物の素材を
使いたいとの事で無垢のウォールナット稼働棚を設けました。
ここは照明のタイマーやフクロウを管理で使う雑貨を収納するスペースとして
使われるとの事でした。 久しぶりに手の込んだ作りに手が込んだ
仕様でブログが長くなりましたが、直接納品予定なので
凄く可愛いフクロウ君と一緒に写真を撮ってきたいと思います。
お楽しみに!笑
※豪邸フクロウハウスを製作した


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