2013年03月04日
低温木材乾燥室の導入準備!
久しぶりの更新です。
ブログを金曜日休んで週末に入ると随分、ブログを休んでいる様な気がします。
さて、今工房内に木材が6立方位入る小さな木材乾燥室を導入予定で
それに向けて今話題の木に優しい木材乾燥機 低温木材乾燥の勉強会に金~土と
参加していました。内容は飽和水蒸気量
※(室内の温度に対して空気中にどれだけ水分を蓄えられるなど)
人工的に木材を乾燥させるためのノウハウの勉強会でした。
興味があるので綿に水を吸わせるまで行きませんが、するする知識が入りました。(笑)
低温木材乾燥は基本人工的に木材を乾燥させる方法には変わりはありませんが
簡単に言いますと自然界と同じ自然乾燥を早送りする方法で乾燥させるので、
木材の乾燥は自然乾燥が一番と言われる条件で木材を乾燥させます。
今の住宅事情、メーカーさんが安く家を建てる為にボイラーなどで無理やり乾燥させた
パサパサで艶も色もなく焦げ臭い建材と違い色、艶、油気もありもっとも理想的な
乾燥と言われています。もちろん広葉樹も一緒なのですが。書き出すと長くなるので
低温木材乾燥と言えば愛工房さんで調べると詳しい知識が得られると思います。
着工は今週の木曜日ですが、既に乾燥室の内側に張るスギ板が
運ばれてきました。以前は、知り合いの木材業者さんに木材を入れてもらって
乾燥させていたですけど、工房内で木材を乾燥出来る事は夢の様です。
ちなみに今、ウォールナットやチェリー、オークの板材は米国で製材、乾燥が終えた板を
輸入しているので、乾燥機は必要ありませんが、一枚板など希少な材は原木として
輸入されたものを製材して板材を数年寝かせて使う必要がありますが、
自然乾燥では雨の日とか雨に打たれなくても湿度の関係で頑張っても15%前後が限界です。
今の近代住宅の様に気密性の高い住宅に使う木材の含水率は8%位が好ましく、
人工的に乾燥させますが、あくまでも自然界と同じ条件で木材を乾燥させます。
乾燥室が出来て可動しはじめたらまた紹介しますね。
※木材乾燥機がある工房ショップMorinoOKurimono
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Posted by soyokaze at 21:40
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