工房室内は梅雨明けて連続36度を超える日が続いてますが
暑い事は暑いのですが、何だか扇風機なくても36度程度だったら
少し汗ばむくらいになってきました。 熱中症の症状も全くないので
あとは適度の水分補給と気の持ちようでしょうか。 慣れて怖いです。笑
さてさて、今日は新潟県のI様よりオーダー頂いております
ヒノキ材をアンティーク調に仕上げたテーブルが完成しました。
サイズはw1400×D600×H720㎜です。 ヒノキは油分が多いので
普通に研磨して塗装しても杉やパイン材のようなブラウンは出ませんが
杉は柔すぎるし、パイン材は防腐剤を使用した木材なので
すぐには影響はでないけど、徐々に生体に影響ある薬を使用した
木材なので出来れば家具には使用したくないので、
あえてヒノキ材を使用し綺麗にブラウンが出る工夫をしています。
最近はウォールナット材の価格上昇に伴い、ウォールナット代用材として
家具メーカーも工房も思案されていてようで、ブラウンを綺麗に塗装して
家具を作る時期もそう遠くないと思いますので、
当工房も着色技術も上げていきたいところです。
ちなみに今、植物オイルのブラウンに染めて一番綺麗に染まる
素材はマロンですね。 木の血管(導管)がクッキリしてるので
着色オイルは入りやすいのがマロンです。
あと、ヒノキとマロン(栗)材は日本人が山に入り木を伐り
日本人が製材(板に)して、日本人が板を乾燥させて、日本人が家具を
作ってますので、海外にお金が流れないオールジャパンの製品になりますので
回り回ってまたお客様のもとにお金が帰って行くメリットがあります。(^^
凄く話が反れましたが、綺麗にブラウンが乗ったアンティーク仕上げの
テーブルなのでお客様も気に入って頂けるかと思います
I様オーダー有り難うございました☆
続いて、東京都のお客様よりオーダー頂いております
ウォールナットの40㎜厚の4枚接ぎの幅広板を使用したテーブル天板です。
あえて40㎜のテーブルを当工房にオーダーして頂いているのでグレードも
最高級の板を使用させて頂きました。 (^^
ちなみに写真は荒材から曲がりや反りを取った状態です。
ウォールナットはやっぱりいいですね~
ただ最近強気な価格設定を見るとウォールナット人気は
この先もまだ続くのかな?と思ってしまいます。
※ アンティーク仕上げのテーブル
MorinoOKurimono
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