2018年06月21日
新素材 マロン(栗の木)のテーブルとチェアのご紹介♪
今日はオーダー完成品のご紹介に変わって
先週から紹介していたマロン(栗の木)の第一号の家具が完成しましたので
先にご紹介致します。 時間が無かったので今回はテーブルとチェアそして
ベンチも一緒に紹介予定でしたが、ベンチはオーダー品をこなしつつ
製作しておりマロンの家具のご紹介が更に遅くなるのでとりあえず
テーブルとチェアを完成させました。(^^
何度か紹介させて頂きましたが、初めてブログを見てる方もいらっしゃると
思うので、軽く栗の木(マロン)の説明をしますと、マロンの家具はオークと
アッシュの中間的素材で塗装をしなくても日、雨ざらしいでも60~80年間耐える
非常に優れた木材で建築材では最高級の木材になります。
実際に加工した感じは加工性に優れ、程良い硬さを持っている事から
家具材として非常に優れており木材は家具材としては珍しい国産材てのが特徴です。
現在、流通している家具の約8~9割は外国産の素材や輸入家具に頼ってるので
マロンはヒノキ材に続き、純国産の無垢材の家具となります。
前置きが長くなりましたが、まずは植物性のクリアオイルで仕上げたマロンの風合いです。
色合いはライト系ナチュラル色のホワイトアッシュに非常に似ていますので
女性に人気が集まりそうです。 テーブルは試作品で全ての面に丸みを持たせ
角も丸くして小さなお子様が居るご家庭に安心してお使頂けるテーブルです。
幕板が無いので座ったまま脚も組む事が出来ます。 ちなみに丸脚は四方転びに
なってるので踏ん張り利くテーブルなので見た目以上に揺れに強いのが特徴です。
マロンのホワイトナチュラルの優しい色合いと非常にマッチしていますね☆
続いて、マロン材にオスモカラー植物オイルブラウンを塗布した
同じデザインのテーブルです。写真では光の加減で少し明るく見えますが
アンティーク調の風合いが綺麗に出てます。 ちなみにマロンは時間の経過で
少しブラウンに経年変化するので、植物カラーと経年変化の濃さが
交じり合い、男前インテリアに非常にマッチする風合いが出てくると思います。
チェアは少し前に紹介させて頂きました
Aラインチェアです。こちらも植物クリアオイルで仕上げたチェアと
オスモ植物ブラウンオイルで仕上げたチェアです。
マロン材とカッコカワイイチェアとの相性も良くマッチいい感じす。
曲木の背もたれ部分のUPです。 ※(画像はナチュラルとブラウン)
木目だけみるとオークに似ていますが、色合いはホワイトアッシュってのが
一目で分かると思います。ちなみに家具材として出回ってない理由は
家具メーカーが使う程、木材が豊富では無いのが一番の理由です。
小回りが利く工房向けなので量産品ではない一つの判断基準になるのが
嬉しいですね。 国内保有量はかなり少ないけど、現時点では
当工房が家具を作る程度なら安定してき使う事が出来るようです。
椅子作りは杉、ヒノキ、パイン材の様な針葉樹では柔らかすぎて
数年でダメになってしまいますが、マロンは広葉樹の木材なので
椅子作りにも適していますが、オーク材のように固くないので
ホゾをタイトに仕上げる必要がありますが、座った感じは
きしみも無く丈夫で安心して製作出来ました。
重さはて持ち運びに便利な丁度良い重さで女性でも
苦にならない程度です。
最後になりますがマロン板の在庫状態ですが。
かなり少ないです。(;^_^A 現在、一人お客様が家具を検討中でして
それの分の在庫を除きテーブル台数にすると約4~5台の在庫になります。
一か月半後に34㎜材が少し入荷予定でテーブルとチェアは製作出来ます。
が、無垢の箱もの用の24㎜板材は現在製材自然乾燥中で
約3か月~4か月程乾時間が掛かります。
一枚板に比べると板厚が薄い分、早く乾燥しますが
それでも約半年かかります、年内には様々なマロンの家具を
お作り出来ると思います、どうぞよろしくお願い致します。
※ 新素材マロンを使った無垢のオーダー工房MorinoOKurimono
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