2015年10月30日
総無垢のコタツ製作 ウォールナット (背割りと反り止めV加工)
今、お問い合わせが増えてきている 総無垢コタツ製作中の様子を紹介します。
ちなみに島根県のY様よりオーダー頂いておりますウォールナットのこたつ分です。
ここ最近、冷えてきてますもんね。
通常、市販で売られているコタツはプリントか良くて突き板(合板)の
商品ですが、森の贈り物の総無垢の家具に拘っているので、もちろん無垢のコタツです。
ただ、無垢はコタツの熱によって天板が反ってしまうので
適格な反り止め加工が必要です。
森の贈り物では反りの力を軽減する背割り加工に
V字アイアン反り止めの二つの反り止め加工を施しています。
※(画像は天版裏、埋め込みV字アイアン溝と背割り加工を施した後になります。)
ちなみに1年前にこの方法で製作した天版があるのですが
夏に日を当てたり風通しの良すぎる場所に置いていたのにも関わらず
反りも無くまっすぐな天板でした。
その様子は工房のショップ内で確認出来ます。
驚くほどまっすぐで、本物なのに突き板(合板) みたい!(笑)
やはり力任せに蟻栓に加えてアイアンを埋め込んで木の力を
無理やり押さえつける方法よりも反りの力自体を軽減する方法が一番と思いました。
天板の割れのリスクも低くなりますし、天板の軽量化にもなります。
※天然木・無垢のコタツを製作するMorinoOKurimono
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